【坂井瑠星】【特徴を分析】得意・苦手条件分かる馬券のポイント

【坂井瑠星】【特徴を分析】得意・苦手条件分かる馬券のポイント 特徴分析

本記事では一人の騎手や調教師に焦点を当て、得意とする条件と期待値が低くなる条件についてまとめました。

一流のホースマンであっても苦手な条件というのは存在します。逆に言えば、知名度・人気が高くない人でも得意な部分はあります。

馬券を買う側としては着外に飛ばした人を責めるのではなく、その人の適性を見極めることが馬券力アップに向けて非常に重要です。データから意外なポイントが見えてくるかもしれません。基本的には長く使えるデータを紹介しますので、馬券購入時に適宜確認していただき、一つでも皆様の馬券購入のヒントとなれば幸いです。

基本情報

坂井瑠星(さかいりゅうせい) 騎手は、1997年5月31日生まれの関西所属ジョッキーです。

東京都出身で父は大井競馬時の騎手(現在は調教師)、祖父も名古屋競馬の厩務員という競馬一家に育ちました。幼少期から競馬に親しみ、幼稚園の頃には「いつも勝つから嫌いだった」との理由で南関東のジョッキーであった戸崎圭太 騎手を意識していたそうです。

2016年に競馬学校を卒業し、矢作厩舎所属で騎手デビュー。矢作調教師の父も大井競馬の調教師であった縁も関係しているそうです。デビュー1年目は落馬負傷のため約1か月の離脱があったものの関西所属騎手では最多の25勝を挙げました。

2017年11月からオーストラリアでの研修をスタート、2018年末まで現地を主戦場に経験を積みました。

2019年にはフィリーズレビューでの重賞初勝利を挙げ、2020年は日本ダービー初騎乗。2022年にはスタニングローズで秋華賞を制しGⅠ初制覇、初の年間リーディングトップ10入りも果たします。

2025年7月現在、海外を含むGⅠ7勝を誇る、国内外で活躍中の若手ジョッキーです。

今回紹介するデータは2023年から2025年7月まで対象としています。最新のデータが気になる方はご自身でご確認いただきますようお願いいたします。

得意な条件

坂井瑠星 騎手が得意とする条件は以下の通りです。

芝の短距離

芝1200mでは28-15-16-64で連対率34%、単勝回収値124、複勝回収値100と非常に優秀です。当該期間10レース以上の騎乗がある競馬場では、全て連対率30%、回収値80を超えており、安定した成績です。

芝1200mで坂井騎手が騎乗する際は、評価を一段階挙げるべき価値があると言えるでしょう。

ダート人気馬

ダートにおける1~5番人気では161-106-78-332で連対率39%、単勝回収値87、複勝回収値85と安定した成績を残しています。人気馬だから当然と思われるかもしれませんが、平均的な騎手と比較すると連対率、好走率ともに大きく上回っています。

人気馬に騎乗した時は積極的に狙いたいですね。

苦手な条件

坂井瑠星 騎手が苦手とする条件は以下の通りです。

芝の長距離

芝2500m以上では1-5-4-20で連対率20%、単勝回収値6、複勝回収値61と物足りない成績です。デビュー以来全ての期間を通しても4-10-9-78で連対率14%、単勝回収値26、複勝回収値48と芳しくない成績です。特に、重賞に限ると0-0-1-24で複勝回収値16と非常に苦手としていることが分かります。

芝短距離とは対照的に、長距離を苦手としている明確な傾向が出ていますので、馬券を買う上ではしっかりと覚えておきたいポイントです。

GⅠ差し・追込

GⅠで初角位置が1/3頭以下となった場合、0-1-4-28(デビュー以来)で連対率3%、複勝回収値51です。

もちろん、競馬は先行策が有利な傾向はありますが、坂井騎手の場合は特に後方からの競馬が苦手であることが分かります。実績のあるジョッキーですが、GⅠで差し・追込馬に乗る場合は割引が必要です。

まとめ

坂井瑠星 騎手の押さえておきたいポイントは以下の通りです。

  • 芝は短距離◎、長距離×
  • ダートは人気馬なら〇
  • GⅠは逃げ・先行◎、差し・追込×

皆さんの馬券の参考になれば幸いです。また、坂井瑠星 騎手の関する馬券のねらい目について意識しているポイントがあればコメントをいただけると嬉しいです。

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